本日は、エレミヤ書33章3節から「神のテレホンナンバー」と題し、短くお話をします。
33:3 「わたしを呼べ。わたしはあなたに答え、あなたの知らない隠された大いなることを告げ知らせる。33:3 ‘Call to Me, and I will answer you, and show you great and mighty things, which you do not know.’(NKJV)
今日の聖書個所を「神のテレホンナンバー」と覚える場合があります。英語のcallには電話をかけるの意味があるからです。インターネットの普及により、色々な企業がホームページ上で良くある質問(FQ&A)やお問い合わせの窓口を設けています。私たちの教会のホームページでもそうです。また、人工知能(AI)によるチャットで24時間、365日、対応をしてくれている企業もあり、問題解決に役立っています。しかし、全ての問題の解決が出来るわけではありません。想定がされていないトラブルは起こりますし、インターネットが不具合を起こしている場合もあるでしょう。また、そもそもインターネットを利用しない方もいます。そんな時は、従来通り電話での問い合わせとなります。電話での対応は平日の9時~17時が多く、土日祝は対応していないのが一般的です。また、電話回線も限られていますので、何回かけても通じないといった不便を感じることがあります。しかし、神への電話には条件が一切ありません。必ず通じます。24時間、365日、電話に出てくださいます。休日はなく、真夜中でも大丈夫です。神は寝ることがないからです。詩編 121編4節には次のように記されています。 見よ、イスラエルを見守る方は/まどろむことなく、眠ることもない。また、私たちがどんな状態でも、どこからでもかけられます。詩編130編1 節を見てみましょう。【都に上る歌。】深い淵の底から、主よ、あなたを呼びます。勿論、神の電話回線は無限ですし、通話料は無料です。そして、神からの答えは、どんな問題にでも人智をはるかに勝る問題解決を与えてくださるのです。主イエスの人間の弟のヤコブはこのように語りました。ヤコブ 5:13 aあなたがたの中で苦しんでいる人は、祈りなさい。私たちは苦しみのなかにあって、その解決を自分自身でしてはいないでしょうか。祈りという電話をためらってはいないでしょうか。ためらう理由は何一つないのです。苦しいときも、そうでないときも、どんなときであっても神に電話しようではありませんか。神は「わたしを呼べ。わたしはあなたに答え、あなたの知らない隠された大いなることを告げ知らせる。」お方なのです。