• 千葉県八街市にある家族的な教会です

2022年8月17日聖書の学び

本日は、テモテへの手紙一2章4節から「手ぶらで来るな!」と題して短くお話をします。

2:4 神は、すべての人々が救われて真理を知るようになることを望んでおられます。

コロナ禍、実家や親戚を訪ねることは少ないかもしれませんが、その時にお土産を持って行くと思います。手ぶらでは行くことはなないと思いますが。今日は神様が「手ぶらで来るな!」と命じた話をご紹介したいと思います。ある信仰を持ち始めた男性のキリスト者が礼拝前に熱心に祈っていました。自分の将来についていくつかの選択肢があったのです。その方は「主よ、御心をお示しください。」と祈っていました。礼拝後にも熱心に祈り続けていると主から次のような語りかけがありました。「他人の前に出るのには、それ相応の礼儀があるだろう、私の前に来るのにも礼儀があるのだよ」と。これを聞いた男は大変驚いて、「主よ、私は何か礼儀に欠ける失礼なことをしたでしょうか。そうであれば悔い改めますので教えてください」と。すると主は「私の前に来る時には手ぶらで来てはいけない!」と答えたのです。これを聞いた男は、またも大変驚いてしましました。「なってこった!まさか主までが手土産を要求するとは。。。」男は心のなかでつぶやき、たいそう失望をしていました。すると主はこのように語りました。「私の前に来る時の礼儀として、『手ぶらで来るな!』行ったのは、あなたが一人で来るのではなく、未信者の方と来なさいという意味なのですよ」と。個人伝道という言葉がありますが、伝道は与えられている賜物を生かして皆でおこなうものです。熊本県にある母教会にはとても伝道熱心な女性のキリスト者がいました。彼女は看護師だったのですが、多くの方を主イエスに導きました。ある時、そのコツを彼女に聞いたのですが、彼女は「教会が素晴らしい場所であることを話して、教会に誘って連れていくだけですよ。後はね、牧師先生や皆なでイエス様が素晴らしいお方であることを少しずつ話せばいいのよ」とのことでした。首都圏ではコロナ新規感染者の減少傾向がありますが、油断は禁物です。是非、10月16日に予定されている岸義紘先生をお招きしての特別伝道集会が行えるように祈りましょう。コロナの感染状況を鑑みますと、以前のようにチラシを配って不特定多数の方をお招きすることは出来ないかもしれませんので、特伝には各自が未信者を誘い、「救われて真理を知るようになることを」祈りましょう。