• 千葉県八街市にある家族的な教会です

2023年2月8日聖書の学び

本日は、コヘレトの手紙12章1節から「若い日に、主を覚えよ」と題して短くお話をします。

12:1 青春の日々にこそ、お前の創造主に心を留めよ。苦しみの日々が来ないうちに。「年を重ねることに喜びはない」と/言う年齢にならないうちに。12:1 あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ。悪しき日がきたり、年が寄って、「わたしにはなんの楽しみもない」と言うようにならない前に、(口語訳)

イギリスの大説教家のチャールズ・ハッドン・スポルジョン( 1834年6月19日 – 1892年1月31日)が回心をしたのは14歳のときです。ある一月の日曜日の朝は、大雪のため両親といつも行く教会に行けず、近くの小さな教会に行きました。来ていた会衆は12~13名で、牧師も不在で一人の長老が説教を取り次ぎました。組織だった説教は出来なかったのですが、一人一人にイザヤ書の一句をもって鋭く迫りました。イザヤ45:22地の果てのすべての人々よ/わたしを仰いで、救いを得よ。わたしは神、ほかにはいない。」繰り返されたこの聖句に少年の心は捕らえられ、十字架にかかってくださったキリストを仰いで救われたのです。スポルジョンにとって、1850年1月6日は、このようにして記念すべき日となりました。スポルジョンは英国にとどまらず世界に福音を伝え、多くの本も書いて人々をキリストに導いたのでした。スポルジョンと同時期に活躍をした人物の一人にアメリカの大衆伝道者ドワイト・ライマン・ムーディー(1837年2月5日 – 1899年12月22日)がいます。ある日、ムーディは伝道集会を開いたのですが、集会後に一人のキリスト者が来て、こう言いました。「先生、決心をしたのはこどもばかりで、何か物足りなくありませんか」と。これに対してムーディは次のように答えたのです。「新しいローソクがたくさんあるのに、どうして短くなったローソクを求めるのですか。何十年過ごした短いいのちに比べてみれば、こどもの生涯はこれからですよ」と。主イエスがこどもたちについて語られたことがマタイによる福音書に記されています。マタイ19:14 しかし、イエスは言われた。「子供たちを来させなさい。わたしのところに来るのを妨げてはならない。天の国はこのような者たちのものである。」 コロナや他の事情で、毎週のように来ていたこどもたちが来なくなり三年が経ちました。小学一年生だった男の子は14歳となり、4月には中学三年生になります。こどもたちに毎週、手紙を届けたり、様子を見ながらキラキラキッズ集会も開いたりしています。こどもたちに福音が届くようい引き続き祈り続けましょう。