ハイデルベルグ信仰問答問56-58
第二部 聖霊なる神について(2)-公同教会の信仰②-
問56の問いと答えのポイント
・「すべての罪」 過去、現在、未来の罪
・「罪深い性質」 善をなそうという意志があってもそれを実行できず、してはならないことしてしまう性質
ローマの信徒への手紙 7:15 わたしは、自分のしていることが分かりませ ん。自分が望むことは実行せず、かえって憎んでいることをするからです。
・「すべての罪」の赦しは「キリストの償いのゆえ」
無償ではなく、十字架上のキリストの血潮により代価か払われている
第二部 聖霊なる神について(3)-体の復活-
問57の問いと答えのポイント
・「キリストの栄光の体と同じ形になる」
神学用語でいえば栄化
「再臨の時に信仰者の体がキリストの復活のからだに似た栄光の体に変えられること」(キリスト教用語辞典)
・「私の肉体」
キリストご自身の肉体が復活されたように(ルカ24:39)、私たち自身の肉体が栄化となる、別人になるわけではない
問58の問いと答えのポイント
・「永遠の命」
永遠に生き続ける命だけではなく「永遠の喜び」が伴う
喜びのない命は命ではない
・「永遠の喜びのはじまり」は、再臨のときに「完全な祝福を持ち、そのうちにあって、神を永遠に讃美する」ようになり、これが私たちの救いの完成