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2022年1月5日聖書の学び

ハイデルベルグ信仰問答⑩

第二部 人間の救いについて 真の公同の信仰「使徒信条」

問20 それでは、すべての人が、アダムを通して堕落したのと同様に、キリストを通して救われるのですか。

答 いいえ、まことの信仰によってこの方と結び合わされ、そのすべての恵みを受け入れる人だけが救われるのです。

主要聖句 ヨハネ3:16-18

問21まことの信仰とは何ですか。

答 それは、神が御言葉においてわたしたちに啓示されたことのすべてをわたしが真実であると確信する、その確かな認識のことだけでなく、福音を通して聖霊がわたしのうちに起こしてくださる心からの信頼のことでもあります。それによって、他の人々のみならずこのわたしにも、罪の赦しと永遠の義と救いとが神から与えられるのです。それは全く恵みにより、ただキリストの功績によるものです。

主要聖句 へブル11:1、テモテ一1:15、エフェソ2:8

問22 それでは、キリスト者が信じるべきことは何ですか。

答 福音においてわたしたちに約束されていることすべてです。わたしたちの公同的な、確固たるキリスト教信仰箇条がそれを要約して教えています。

主要聖句 テモテ二3:14、ガラテヤ1:8

問23 それはどのようなものですか。

答 我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天にのぼり、全能の父なる神の右に座したまえり、かしこより来たりて生ける者と死ねる者とを審きたまわん。我は聖霊を信ず、聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、身体のよみがえり、永遠の命を信ず。

cf.ウェストミンスター大教理問答書

2神と三位一体

問10 神の三人格の人格的固有性は何であるか。

答 子を生むことは、父に固有であり(1)、父から生まれることは、子に固有であり(2)、永遠から父と子から出ることは、聖霊に固有である(3)。

(1)ヘブル1:5,6,8、(2)ヨハネ1:14,18、(3)ヨハネ15:26、ガラテヤ4:6

ハイデルベルグ信仰問答

ウェストミンスター大教理問答書