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2023年1月11日聖書の学び

ハイデルベルグ信仰問答㉑

第二部 子なる神について(8)-昇天②-

問47それでは、キリストは、約束なさったとおり、世の終わりまでわたしたちと共におられる、というわけではないのですか(1)。

答 キリストは、まことの人間でありまことの神であられます。この方は、その人間としての御性質においては、今は地上におられませんが(2)、その神性、威厳、恩恵、霊において片時もわたしたちから離れておられないのです(3)。

関連成句 (1)マタイ28:20(2)マタイ26:11、ヨハネ16:28,17:1、使徒3:21

(3)ヨハネ14:16-19、マタイ28:20、エフェソ4:8

問48しかし、人間性が神性のある所どこにでもあるというわけではないのならば、キリストの二つの性質は互いに分離しているのではありませんか。

答 決してそうではありません。なぜなら、神性は捉えることができず、どこにでも臨在するのですから(1)、同時に人間性の内にもあって、絶えず人間性と人格的に結合しているのです(2)。

関連成句 (1)エレミヤ23:23-24、イザヤ66:1、使徒7:48-49,17:28

(2)ヨハネ1:14,3:13,11:15、コロサイ2:9、マタイ28:6

cf.ウェストミンスター大教理問答書

6人間の罪と罰

問26原罪は、どのようにしてわたしたちの始祖からその子孫に伝えられるか。

答 原罪は、わたしたちの始祖からその子孫に、自然的出生によって伝えられる。それゆえに、この仕方で彼らから生まれ出るすべての者に、罪のうちにはらまれ、また生まれるのである(1)。

証拠成句 (1)詩編51:5、ヨブ14:4,15:14、ヨハネ3:6

(3)ヤコブ1:14,15、マタイ15:19

ハイデルベルク信仰問答

ウェストミンスター大教理問答書